金沢八景にある三菱重工の敷地内の風車を見に行ってきました。
定格出力2,400kWと、なかなか規模の大きなものです。ヨーの部分が出っ張った無骨なナセルの形が素敵です。建設当初は国内最大出力でした(最近Vestasの3,000kWのものが輸入されて、「国産では最大出力」に変わりました)。
この日はそれなりの風が吹いてはいたのですが、風車は停止していました。
しばらく粘ってみてもなかなか動き出さなかったので少しがっかりしていたのですが、根元に興味深い物が置いてあるのを発見しました。
交換用のブレードに見えます。しかも「横浜実証機 44.7m」等と描いてあるように見えます。保護用シートか何かに描かれているのかもしれませんが、もし直接ブレードに描いてあるとしたら、ブレードにこういう塗装が施されているのを見たのは初めてです。このまま装着されたらちょっとかっこいいな…と思ってワクワクしました。というか、この日ももし風車がこちらを向いたら、何か描いてあるのが見えたんじゃ、などと後で考えました。
晴れた東京湾には船が沢山いました。
別アングルから撮った後姿。
大きなサイズや他の写真はこちらです。
■この風力発電について
- メーカー : 三菱重工
- 定格出力 : 2,400kW
- タワー高/ロータ直径 : 70m/92m
- 設置者/用途 : 三菱重工業株式会社/実証実験・売電
- 設置年月 : 2006年1月
- その他 : 三菱重工のサイト。製品情報や納入実績・技術情報から一般向けの風力講座まで、かなり充実しています。